赤ちゃんや子供を連れての新幹線は、座席が明暗を分けます。
赤ちゃんや子供と新幹線に乗る時、ママなら必ずこんなことを心配するはず。
- ベビーカーはどこに置けばいい?
- オムツ替え、授乳はどうすればいい?
- どの座席に座るのが楽?
赤ちゃんは授乳やオムツ替えが頻回。そのうえいつ泣き出すかわからなくてヒヤヒヤだし、子どもは飽きて席から脱走されないようにあの手この手を使って乗り切らなくてはなりません。
「新幹線だ〜!」とワクワクウキウキして座っていられるのも、最初のほんの数十分だけ。
そんな子供たちと過ごす新幹線での1時間や2時間…とっても不安ですよね。
わたしは息子が生後3ヶ月のころに新幹線デビューを果たし、年に1〜2度のペースで新幹線を利用しています。いずれも二人きりでの乗車です。
そんなわたしたちが必ず予約する座席は、12号車・1番先頭の2列シート、D・E席です。(東海道新幹線 のぞみN700系博多方面の場合)
その理由は以下のとおり。
- 予約が取れやすい
- 多目的室(授乳室)が近い
- すぐにデッキに逃げられる
- トイレが広い
- 出入り口が近く乗り降りが楽
- 座席前にベビーカーを置ける
- 充電できる
- 子連れが多いので多少さわいでもOK
詳しくまとめていきますね。
ちなみに、東海道新幹線では年末年始の混雑シーズンに「ファミリー車両」という子連れ専用車両が出現します。
プラス1席無料で利用できたり、ドリンク引き換え券がついていたり、利用しない理由がない!!
詳細は以下にまとめましたのでよかったらこちらも読んでみてくださいね。
12号車、1番先頭の席ってどんな感じ?
まず、東海道新幹線、のぞみN700系の11号車、12号車周辺の座席配置画像をのせますね。
11号車と12号車間のデッキには、多目的室(授乳室)や車椅子の方も利用できる広いお手洗いがあります。オムツ替えスペースももちろんあります。
先頭列なので、乗り降りの時に座席間のあの狭い通路を通らずに済みますね。
12号車、1番先頭席がおすすめの理由
息子とふたりきりで何度も乗車しているからこそわかる、12号車の1番先頭席がおすすめの理由をまとめました。
予約が取れやすい
実は、子連れでの新幹線の座席として一番人気なのは、11号車の後方2列、12A・B、13A・Bなんです。
3列シートなのに、通路側のC席には椅子がなく、スペースが広がっています。
これはどういうことかいうと、マークの通り、車椅子の方用の座席だからです。
車椅子の方の乗車がない限り、一般の方でもこの席を予約して利用することができます。
【2023年3月7日更新】
現在こちらの座席は車椅子の方のみが利用できる専用席となっております。
ベビーカーでの予約はできません。
多目的室(授乳室)が近い
11号車と12号車の間には、多目的室という小さなお部屋があります。
車椅子や歩行が困難な方が乗車するためのお部屋ですが、体調が悪い方が一時的に休む場所、授乳スペースとしても利用できます。
車掌さんに声をかければ授乳時に借りることができます。
ただ、利用できるのは多目的室が空室の場合のみです。基本は車椅子や歩行が困難な方の移動のためのお部屋なのであしからず。
すぐにデッキに逃げられる
動き盛りな息子には、新幹線の2時間半の道のりはかなり退屈です。
お菓子を食べたり、座りながら過ごすのは1時間が限界。やはり「動きたい!」となってしまい、座席から逃亡を図られてしまいます。
そんな時、12号車の1番・D、E席ならすぐにデッキに逃げられるので便利です。
12号車、11号車間のデッキは広いので、多少ごまかしはききます。
トイレが広い
12号車、11号車間には車椅子の方が利用できるお手洗いがあります。
これがとっても広くて、のびのびオムツ替えができます。
他の車両のお手洗いにもオムツ台はついてはいるのですが、やはり狭くてキュウクツです。
おしりふきや貴重品など、大きな荷物を抱えながらのオムツ替えなので、広い方が良いに決まってます。
出入り口が近く乗り降りが楽
赤ちゃんや小さな子どもがいると、自分の席に辿りつくまでの座席間の狭い通路を歩くのも一苦労ですよね。混みあっているし、大荷物を抱えながら子どもを急かしながらと大変です。
でも、1番先頭の席を取っておけば通路を通らずに済むし、降りる時も楽です。
座席前にベビーカーを置ける
わたしがこの座席を推している1番の理由はこれ。ベビーカーが置けること。
新幹線でのキャリーバッグやベビーカーの置き場所は、各車両の最後列の空間となっています。12号車でいえば、20番目の席の後ろになります。
ですが、わたしはベビーカーをベッドとして使いたいので畳みたくないんです。
新幹線内でウトウトしてしまった息子をベビーカーで寝かせたいんです。
1番前の席なら前方にスペースがあるので、ベビーカーを畳まずに置けます。大人の足の置き場はなくなってしまいますが、ベッドになってくれるので文句は言えません。
また、ベビーカーがゲート代わりになってくれますよ。息子の脱走を抑止できたり転倒を防いでくれます。
ちなみに画像のベビーカーはです。愛用歴2年以上! コンビのスゴカル
スゴカルはとっても軽くて片手で畳めるので旅行などのお出かけに超便利ですよ。スゴカルの素晴らしさはこちらの記事にまとめています。
充電できる
また、1番前の席は電源があるので充電可能です。
バッテリーの残量を気にすることなくYouTudeといった動画コンテンツなども見せられますね!
子連れが多いので多少さわいでもOK
やはり多目的室や車椅子用のトイレが近いということもあり、11号車、12号車は子連れやファミリー、団体のお客さんが多いのでにぎやかです。
なので子どもが多少大きな声をあげても迷惑にはならない空気感があるので助かります。
12号車、1番席が予約できなかった場合はどこを取れば良い?
12号車の1番席は、人気の11号車12・13番席と違ってはるかに予約はしやすいですが、座席全体で見れば人気のシートです。
もし席が予約できなかった場合、わたしは以下の順で別の席を取ります。
- 11号車の1番A&B
- 4・6・14・16号車の先頭2列
- 13号車の13番E&D
- 5・13・15号車の後尾2列
基本的にベビーカーを座席前に置きたいので、先頭列を優先して探します。
先頭列がなかったら、ベビーカーがたたんで置きやすい後尾列を探します。
上記に挙げた席たちはいずれもお手洗いに近い場所に位置しているので、オムツ替えも安心です。
絶対に避けたいのは車内中央の3列シートですね〜!
たどり着くまでも大変だし、降りるのも大変。ベビーカーはたたんで後尾席に置かなければならないのも面倒です。それに、3列シートだと隣の方への気遣いで疲弊します。
1番前か、1番後ろか、ですね。
ただ、2週間くらい前の予約であれば12号車の1番D・E席は空いています。
なので、空いてなかった場合という状況になったことがありません…。(笑)
新幹線に赤ちゃん・子供と乗るときにおすすめの席は12号車の1番D・E席
赤ちゃんや子供を連れての新幹線はめちゃめちゃ大変です。新幹線内でご飯に夢中にさせたりお昼寝してくれるよう、前日から入念なスケジュールを組まなければなりません。
ですが、何よりも1番大切なのは座席です。
わたしがおすすめするのは12号車の1番D・E席。(東海道線のぞみN700系博多方面の場合)
おすすめの理由をもう一度ご紹介します。
- 予約が取れやすい
- 多目的室(授乳室)が近い
- すぐにデッキに逃げられる
- トイレが広い
- 出入り口が近く乗り降りが楽
- 座席前にベビーカーを置ける
- 充電できる
- 子連れが多いので多少さわいでもOK
赤ちゃんや子供との長時間の移動は、事前準備や綿密なスケジューリング、あらゆる事態を見越しての予防対策は必至です。
そんなわけで、赤ちゃんや子供と新幹線に乗る時は、予約は必須です。
ただでさえバタバタしている中での当日窓口での予約はリスクが高すぎます。
希望する席が空いていなかった場合…絶望です…。
絶対に絶対に事前予約をすることを強くおすすめします!
新幹線の座席の事前予約は、わたしはを利用しています。 スマートEX
1ヶ月先までの座席をスマホアプリから予約ができて超便利なんですよ〜!
しかも、無料で何度でも座席を変更できます。(改札入場前またはきっぷ受取前で、予約している列車の発車時刻前に限る)
ただ、乗り降りする駅が変わる場合は注意です。
一度キャンセルをして再度予約をしないといけません。そのため、キャンセル料320円(1名片道あたり おとな・こども同額)がかかってしまいます。
事前に乗車する車両や席がわかっているとめちゃめちゃ安心できますし、どの改札口を通ろうかなど細かいスケジュールが組みやすいですよ。
ちなみに、赤ちゃんや子連れでの新幹線はひまつぶしのオモチャが必須です。
「待って」などといった制止がまだまだきかなかった当時1歳の息子との旅行で持っていったオモチャたちは以下の記事にまとめています。よろしければこちらも一緒にどうぞ!
それでは今回はこのへんで!