赤ちゃんとのワンオペ風呂はただでさえ大変ですが、冬の快適なお風呂のポイントは事前の準備。
まずは脱衣所や浴室をあたためておくことが最重要です。
それでも裸になると寒いので、必要なものは手が届く範囲に全てセッティングして赤ちゃんを冷えさせぬ間を与えないことがスムーズなお風呂のポイントです。
「あれがない!これもやらなきゃ!」なんてバタついて時間がかかり赤ちゃんグズってもすぐに抱き上げることはできません。お風呂中に泣かれてしまうと本当に大変ですよね。
今回は、試行錯誤でたどり着いた冬の赤ちゃんとのお風呂の入り方をまとめました。
赤ちゃんとのお風呂で便利な神アイテムの紹介
まず、前提として我が家のお風呂の基本情報はこちら。
- 脱衣所が玄関(北)側にあるので寒い。暖房の温風は入って来ない
- 狭いから入浴後はリビングで服を着せていた
我が家の脱衣所は玄関からの隙間風がぴゅうぴゅう入ってきてほんとーに寒いのです。
おまけに狭くて着替えスペースが確保できなかったため、体を拭いたあとはリビングに移動して着替えていました。
それでは実際のお風呂の手順をまとめていきますね。
また、ハイハイやつかまり立ちがはじまって活発になってきた赤ちゃんのお風呂には、韓国から新上陸したがおすすめです! ハグベアー
赤ちゃんを立たせる、という斬新なアイデアですが、入浴から着替えまでビックリするほど時短にもつながる画期的なお風呂グッズです。
詳しくはこちらの記事でまとめています。
冬の赤ちゃんとのお風呂の入り方 時系列の表
まずは全体の流れをまとめました。
首がすわる前の生後3ヶ月からこの方法で入っていました。
入浴30分前に準備 | ヒーター1で脱衣所をあたためておく(ここからつけっぱなし) |
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浴槽に40℃のお湯はる(蓋は開けておく) | |
入浴するまでに準備 | 浴室にリクライニング式のバスチェアを配置し、ガーゼ(大小1枚ずつ)を洗面器に入れておく |
脱衣所にバウンサーを配置。バスタオル2枚を敷いておく | |
自分のタオル、着替えを置いておく | |
リビングの着替えスペースをヒーター2であたため、おむつ・着替えを広げておく(電気ストーブはここからつけっぱなし) | |
入浴直前 | 赤ちゃんをバウンサーに寝かせておく |
シャワーからお湯を出す(上がるまでは出しっぱなし) | |
自分が脱いでから赤ちゃんを脱がし浴室へ | |
入浴中 | シャワーのお湯を赤ちゃんにあて、湯船につかる |
赤ちゃんをバスチェアに寝かせて、先に自分を洗う(髪以外) | |
赤ちゃんを洗う | |
入浴後 | 赤ちゃんをバウンサーにのせ、敷いていたタオルでくるむ |
自分の体を拭いて着替える | |
赤ちゃんに保湿 | |
ヒーター1を切り、バウンサーごとリビングへ移動 | |
着替えの上に赤ちゃんをおろし服を着せ、ヒーター2を切る | |
ミルク | |
後片付け |
順を追って詳しくご紹介しますね。
入浴30分前に準備にすること
- 電気ストーブ1で脱衣所をあたためておく
- 浴槽に40℃のお湯をはる
ヒーターで脱衣所をあたためておく
基本情報に書いたとおり、脱衣所が玄関(北)側にあってめちゃめちゃ寒いので事前にあたためておきます。
持ち運びができる暖房器具としておすすめなのが。スリムなので幅をとらないし、ママや小さいお子さんが火傷することなくて安全です。夏は扇風機にもなるので便利ですし、年中出しっぱなしで済みます。 ダイソンの空気清浄ファンヒーター
高いですが、我が家は買ってよかったお品!!
スイッチを入れたら、お風呂から出るまではつけっぱなしです。
これを忘れると極寒の地獄の入浴になるので忘れずにね!!
浴槽に40℃のお湯をはる
自動湯はりで浴槽にお湯をはります。温度は40℃に設定していました。
普通は浴槽の蓋を閉じますが、開けっ放しにしておきます。
開けておいたほうが浴室に湯気が充満してあたたかくなるためです。また、お風呂に入るまでにお湯が冷えて39℃くらいになります。自然に赤ちゃんにちょうど良い温度に下がってくれるのです。
入浴するまでに準備すること
- 浴室にリクライニング式のバスチェアを配置し、ガーゼ(大小1枚ずつ)を洗面器に入れておく
- 脱衣所にバウンサーを配置
- 自分のタオル、着替えを置いておく
- リビングの着替えスペースを電気ストーブであたため、おむつ・着替えを広げておく
浴室にバスチェアを配し、ガーゼ(大小1枚ずつ)を洗面器に入れておく
自分が体を洗っているあいだの赤ちゃんの居場所としてバスチェアを配置し、洗面器にガーゼ(大小1枚ずつ)を置いていました。
私が使っていた神アイテムはです。 日本育児 ベビー ソフトバスチェア スプラッシュ
コンパクトなので狭い浴室でも置けるし、座面の角度を調節できるところや通気性が良くすぐ乾く点がありがたかったです。
ただ、冬は濡れるとすぐ冷たくなってしまうのが難点。
なのでこちらに寝かせている時はこまめにシャワーを当て冷えないようにしていました。
また、寝返りを打てる赤ちゃんだとすべり落ちちゃう危険があるので、お座りタイプのバスチェアが良いと思います。
脱衣所にバウンサーを配置
バウンサーは、脱衣時や入浴直後の保湿時のねんねスペースとして使っていました。
上記画像のようにバスタオルを2枚敷いて、入浴後はすぐに包めるように準備しておきます。
安さ重視であれば西松屋のバウンサーがおすすめですが、それよりも使い勝手が良いのは。 ヴァガロの3WAYベビーチェア
赤ちゃんとの生活で必需品であるベビーベッド、ベビーチェア、ハイチェアの3役をこれ1台でまかなえてしまうんです!
そして、ヴァガロは脚が高く、ママの腰くらいの位置に赤ちゃんの座面が来るので、バウンサーのようにかがまずに済むのでお風呂のお支度もかなり楽なんですよ。
しかも、重量はわずか1.8キロで折りたためるので持ち運びも楽だし、災害時の避難先でも重宝します。
ヴァガロの口コミや評判は以下にまとめています。ぜひチェックしてみてくださいね。
自分のタオル、着替えを置いておく
自分の支度も最短で済むよう、タオルや着替えは忘れずに置いておきましょう。
リビングの着替えスペースをヒーター2であたため、おむつ・着替えを広げておく
基本情報に書いたとおり、着替えはリビングに移動して行っていました。なのでリビングの着替えスペースもヒーターやストーブであたためておきます。
また、すぐに着替えられるようセッティングしておきましょう。肌着やロンパースは前を開き袖を通し、その上に広げたおむつをのせておきます。
ちなみに、着替えスペースには、がおすすめです。 ナチューのベビープレイマット
とにかくめちゃめちゃにかわいい!ふわふわ素材なので寒い時期にぴったり。
赤ちゃんの日中の居場所やお昼寝場所としても重宝しますよ。
口コミはこちらにまとめています。
ここまでで事前準備は完了です!いよいよ赤ちゃんとお風呂に入りますよ。
入浴直前にすること
- 赤ちゃんをバウンサーに寝かせておく
- シャワーからお湯を出す
- 自分が脱いでから赤ちゃんを脱がし浴室へ
赤ちゃんをバウンサーに寝かせシャワーを出す
まず、赤ちゃんを脱衣所にセットしたバウンサーに寝かせておき、そのあいだにシャワーを出して浴室をあたためておきます。
蓋が開きっぱなしのまま湯はりをしたのですでに浴室は湯気でむんむんですが、それでも寒いです。お風呂から出るまでシャワーは出しっぱなしにしておきます。
自分が脱いでから赤ちゃんを脱がし浴室へ
赤ちゃんを極力冷えから守るため自分が先に脱ぐのが大前提。赤ちゃんも脱がし、いよいよ入浴です。
入浴中の流れ
- シャワーのお湯を赤ちゃんにあて、湯船につかる
- 赤ちゃんをバスチェアに寝かせて、先に自分を洗う(髪以外)
- 赤ちゃんを洗う
シャワーのお湯を赤ちゃんにあて、湯船につかる
急に湯船につかるとびっくりしてしまうと思うので、まずはシャワーを軽くあててから入ります。湯船につかる時間は2分程度でした。
赤ちゃんをバスチェアに寝かせて、先に自分を洗う(髪以外)
赤ちゃんをバスチェアに寝かせる時は、体をガーゼ大で覆っておきます。
沐浴でも指導されたのですが、体にガーゼをのせている方が赤ちゃんは落ち着くらしいです。また、冷えから守ることもできます。
自分を洗っているあいだ、赤ちゃんには5〜10秒おきくらいでシャワーをあてていました。
そして、赤ちゃんとのお風呂の際は自分の洗髪は諦めて別の時間に洗っていました。
なぜかというと、子どもが髪が濡れた姿が怖いらしく、ギャン泣きされちゃうんです…。しかもお風呂後はすぐ寝かしつけに入っていたため髪を乾かす時間がほんとうにありませんでした。
真冬に髪が濡れた状態で過ごすのは辛すぎるので日中子どもが昼寝をしている時に洗面所で洗っていました。
1番時間がかかる自分の洗髪を省いたことでお風呂がスムーズに過ごせましたよ!
赤ちゃんを洗う
一気に洗うとつるつるすべって危ないので、部位ごとにせっけんをつけて流していました。
顔や髪を拭く時にガーゼ小を使っていました。
入浴後にすること
- 赤ちゃんをバウンサーにのせ、敷いていたタオルでくるむ
- 自分の体を拭いて着替える
- 赤ちゃんに保湿
- 電気ストーブ1を切り、バウンサーごとリビングへ移動
- 着替えの上に赤ちゃんをおろし服を着せ、電気ストーブ2を切る
- ミルク
- 後片付け
赤ちゃんをバウンサーにのせ、敷いていたタオルでくるむ
自分の体を拭いて着替える
入浴後は赤ちゃんをバウンサーにのせ、敷いていたタオルですばやくくるみます。ここで赤ちゃんを先に支度させたいところですが、まずは自分の体を拭いて着替えます。理由は息子の保湿に時間がかかるためです。
赤ちゃんに保湿
冬はお肌が乾燥するので入念に塗ります。自分の手が冷たいと泣いてしまうので、電気ストーブであたためてからはじめていました。(この数秒の時間も惜しいくらいお風呂はバタバタですが)
秋生まれの息子は肌が弱く冬はとにかく荒れるので保湿剤が3種類くらいあります。この保湿に時間がかかり、その間自分が裸だと寒くてたまったもんじゃないので先に自分の着替えを済ませていました。
息子がお風呂に上がる時は顔が真っ赤になるくらいあたためているので、タオルでくるんでさえいれば多少裸でいても寒くはないだろうという気持ちもありました。
ヒーター1を切り、バウンサーごとリビングへ移動
つけっぱなしだった脱衣所のヒーター1を切り、バウンサーごと抱き上げリビングへ移動します。
着替えの上に赤ちゃんをおろし服を着せ、ヒーター2を切る
セッティングしてある着替えスペースに赤ちゃんをおろし、すばやく服を着せます。
おむつや服の用意は直前でも良いのですが、やはり事前に準備をしておいた方が思っていた以上に負担が軽かったです。
ミルク・後片付け
お風呂に入って喉が乾いているのでミルクを飲ませます。その後手が空いたらタオルを干したりお風呂の後片付けをします。
赤ちゃんの調乳や完母のママの飲料水として、おいしいお水が使い放題で定額制のウォーターサーバーがおすすめですよ。 ウォータースタンド
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まとめ:冬のスムーズなお風呂は事前準備が大事!
冬の赤ちゃんのお風呂の入り方についてまとめました。
冷えとの闘いでもある冬のお風呂、事前の準備がとても大切です。
書き出してみると、やることがこんなにたくさんあったんだー…と驚いています。上の子がいる場合はこれ以上に支度がありますし。
こんなに準備を重ねても、いざお風呂となると毎日バタバタ。「ちょっと待ってね〜」が口癖でしたね。
こんな大仕事を毎日ワンオペでこなしていたんだなあと自分を褒めてあげたいです。(笑)
1歳前半まではお風呂後はすぐ寝かしつけに入っていました。生後6ヶ月くらいまでは添い乳で落としていました。
添い乳は横になったまま授乳ができるので特に寒い冬は助かりました。でも、慣れるまでちょっとコツがいりますよね。
わたし流の添い乳の方法はにまとめていますので良かったらどうぞ。 こちら
赤ちゃんのお風呂は月齢が低ければ低いほど大変だったなあ…わたしは。
3歳になる現在は、もう楽勝です。バスチェアなどの補助の道具は不要になりました。お風呂のおもちゃで遊んでいるあいだに髪も洗えるようになったし、のびのびお風呂を楽しめるようになっています。
成長とともに体がしっかりしてきてどんどん楽になっていきますよ!
この記事が秋、冬に出産を控えている方、赤ちゃんとのワンオペのお風呂に不安を感じている方の参考になれば幸いです!