フリーランス歴4年目に突入したわたしだからこそ明かす、在宅ワーク(テレワーク)のデメリット記事です。
こんにちは。ぴよこ(@piyoko_coop)です。
web制作のフリーランスであると同時に保育園通いの1歳の息子の母でもあります。
ズボラなわたしにとって、フリーランスとしての自宅勤務は最高です。
その理由は、ここを読めば特に子育て中のパパママさんは納得できるでしょう。
が、やはりいい面ばかりでもなく…当然ながら悪い面もあります。
今回は在宅ワークのデメリットと、デメリットを克服すべく工夫していることをまとめました。
週の半分は稼働時間が自由に選べる
自宅リビングが仕事場→通勤時間0分
子どもが寝た夜も仕事ができる
デメリットを解消する工夫
コネのなくても長期案件をとる方法
ちなみに駆け出しのころはこんな風にして仕事を増やしていきました。
フリーランス・在宅ワーカーは収入が不安定
デメリットといえば、これが一番に挙がりますね!仕事量も収入も毎月バラバラです。
わたしの仕事のほとんどは後払い制。
例えば8月に納品できれば、8月末締めで請求書を発行→9月末まで支払いがほとんどです。
しかもたま〜に…そして金額が大きいほど支払い期日がさらに延びることもあります。
しかし!それを極力避けられる方法もあります。
それは毎月一定の仕事を約束できる企業とつながることです。
今、わたしは2つの企業と在宅勤務での業務委託契約を結び定期的な仕事&給与を確保できています。
チームの一員としてコミュニケーションが取れるので孤独感が薄れる
企業内での業務発生→納品なので強引な業務は少ない
上に出てきた「インハウス」というのは、ここでは「自社サービスがある企業の場合」ということです。
売りたい商品が一定なので業務内容も安定しています。
自社サービスのない制作会社となるとまた変わります。案件により商品が変わるので正直めちゃくちゃハード。子持ちの方にはおすすめしません…。
このおいしすぎる案件、わたしは100%コネでゲットしましたがコネがなくても継続案件は得られます!
「クラウドテック」でフルリモート(完全在宅勤務)・長期案件の仕事を探せる
クラウドテックとは、業務委託で働きたいフリーランス向けの求人サービスです。
運営会社は、クラウドソーシングで有名なクラウドワークスを運営しているクラウドワークス社。業界大手ですね。安心。
検索欄にて「フルリモート(完全在宅勤務)」や「稼働日数」「長期案件」などかなり細かくお仕事を絞り込むことができます。
わたしはここのサイトを利用したことはないのですが、調べてみると初心者でも利用しやすく手厚いサポートっぷりに感動しています!
病気やケガ(精神疾患を含む)で業務が停止した場合の給付金がある
ひとりひとりに専任サポーターがついてアドバイスをしてくれる
支払いが速い!翌月15日振り込み
以下の業種に当てはまる方はぜひ利用してみては!?
業種
- エンジニア・プログラマ
- デザイナー・クリエイター
- 編集・ライティング
- マーケティング・プロモーション
- ディレクター・プロデューサー
フリーランス・在宅ワーカーは保険料が高く福利厚生や補償がない
会社員の社会保険料は半分が会社を負担してくれますが、在宅ワーカーや自営業者は全額負担になるので高いですよね…。
退職金や優待利用などの福利厚生もありません。
仕事で賠償責任を問われようもんなら震えますね。全部自分でやらないといけないんですもの…。
これらのデメリットを解消するために、以下のサービスの利用をおすすめします!
即日払いサービス「フリーナンス」なら無料で損害賠償保険が利用できる
今ゲキアツの即日払いサービスのは在宅ワーカーなら必ず入っておくべきサービスです。 フリーナンス(FREENANCE)
賠償責任保険(仕事での賠償リスクの補償)が無料で利用できる
利用料金は無料
フリーランスや在宅ワーカーは、取引先によって報酬が振り込まれる時期がバラバラです。
なかには「翌々月末振り込み」とか、とんでもなく先の支払いを指定する会社もあります。
ですが、フリーナンスなら作成した請求書を買い取って、その代金を最短で当日にあなたの口座に支払ってくれるんです。
フリーナンスの利用は、もちろん取引先にはバレないので安心です。
もちろんわたしも加入しています。
即日払いというよりは、賠償責任保険目当てで利用しています。
\賠償責任保険を無料で利用できる/
▲報酬の即日払いサービスもあるよ▲
フリーランスの福利厚生サービス「フリーランス協会」加入で保険加入など様々な優待が利用できる
わたしも入っているフリーランスのための福利厚生左サービス「フリーランス協会」。
月換算で830円ほどで(年会費1万円一括払い)で以下のサービスが利用できます。
ケガや病気による就業不能時に給付金が出る!(任意加入)
全国3,000施設の健康診断やレジャー施設などが優待利用できる
全国のコワーキングスペースが割引価格で利用できる
わたしはチャットワーク有料プランを無料で使いたいという理由で入会しましたが、日々利用できるサービスが増えていて充実っぷりを実感しています。
特にコワーキンフスペースはかなり増えています。念願の千葉のコワーキングスペースも割引利用対象に入ってる…うれしい…。
フリーナンスと同様に年会費1万円で賠償責任保険の対象になれて、かつ諸々のサービスも格安利用できるのでおすすめです。
▲手厚い補償で心強い▲
孤独→SNSで発信。コワーキングスペース等を訪問
一日中自宅にこもって仕事をすることになるので、家族以外と会話をしない日が当たり前になってきます。
信じられないかもしれないけど、あまりにも話さないから言葉を忘れるの。
SNSで発信するだけでも孤独感が激減
「さみしいな」と思った時は、SNSで発信してみましょう。平日昼間のSNS。在宅ワーカーがわさわさいます。きっと反応してくれるはず。
コワーキングスペースを訪問
これはもう「在宅」から離れてしまうのですが、たまにはコワーキングスペースで作業する日を設けてみてはいかがでしょうか。気分転換になるし、情報収入にもつながります。
コワーキングスペースとは?
場所にしばりのない、異なる職業や仕事を持った人たちが同じ場に集まり、作業場をシェアできる場所のこと
雑務もこなさないといけない→外部サービスの利用で業務の軽量化
ひとりで仕事をするのって気楽ですが、逆に言えば全部自分でやらなければいけないということです。
会社員なら事務の方がやってくれることも、在宅ワーカーは自分でこなさないといけません。
例えばイラストレーターなら「イラストを描いて納品」以外に以下の雑務が発生します。
- 確定申告(年に一回)
- 経費清算、請求処理や入出金確認などお金まわりのこと(毎月)
- 打ち合わせ
- 電話やメール対応
- 営業
- スケジュール管理
仕事だって自分で営業をかけなければれないし、打ち合わせが一件発生しようものなら、書類作成や移動時間も含めると1日つぶれます。
電話やメールも意外と時間をとられます。
経費清算といった毎月の事務処理に加え、年に一度のビッグイベント、確定申告もあります。
これらの雑務をふまえたお仕事の料金設定をしないといけないのですが、その計算も全て自分で考えなければいけません。
普段の実務に加えて雑務を全てこなすのは大変です。
ましてやお金のことでミスがあったら顔面蒼白。
わたしは思いきって外部サービスを利用しています!!
決算サービスは会計ソフト「freee」で自動化
わたしも大変お世話になっている会計ソフト「freee」。面倒な経費清算や決算処理を自動化したり、スマート化できます。
レシートや領収書もスマホで撮影してかんたんに経理処理ができる
請求書の作成から帳簿作成まで、一括で終えられる
操作はめちゃくちゃカンタンで。
銀行口座やクレジットカードを連結させておいて、表示された収支履歴をなんのお金か分類していったら勝手に書類ができあがっているイメージです。
家事按分(自宅を職場としている場合、家賃や光熱費の一部を経費にできる)の計算も一瞬でできちゃいます!
無料でも利用できますが、直近1ヶ月分しか保存ができません。有料版(月額980円〜)をおすすめします。無料版はお試しとしての利用にはぴったりですね。
▲はじめてでもわかりやすい▲
freeeを使っての確定申告のやり方は以下の記事でまとめていますのでよろしければどうぞ。
病気で仕事ができなくても代わってくれる人がいない
在宅ワーカー、フリーランスの人は体調管理に一層気を遣う必要があります。
なぜかというと!子どもの看病や自身の病気で仕事ができなくなっても、代わってくれる人はいないからです。
自分の体調に気を遣っていても子どもはしょっちゅう熱を出しますよね。
パートナーが会社員である場合、子どもの看病は稼働時間が自由な在宅ワーカーに集中しがちですが、取引先に頭を下げ納期をずらしてもらうといった交渉が発生するのです。
子どもが寝静まった夜に仕事はできますが、それだけでは賄えない場合も当然あります。
パートナーや周りの協力は必須
仕事が止まってしまったとき…パートナーの協力は必須です。
会社をお休みしてもらって自分も仕事ができる時間を設けましょう。
わたしは実家が近いので母に来てもらうこともあります。
病児保育やシッターサービスを利用する
自治体によっては病気の子を預かってくれる保育サービスがあります。それを利用するという手もありますよ。
病児保育の利用料金は1日1,500円〜3,000円あたり。
家計にもありがたい費用感です。
ただ、病児保育は数が少ないため競争率が高く、かかりつけ医の書類が必須になるので病院は必ず受診したりと利用するにはハードルが高めです。
その点、病児・病後児保育が可能なシッターサービスなら対応が柔軟なのでで気軽に利用できます。 ピックシッター
自宅訪問型保育なので子どもの負担が少ない
家事代行もOK
子どもの習い事としても活用できる
※東京、埼玉、千葉、神奈川エリアのみ対応
▲当日依頼OK!▲
子どもの熱は深夜に高くなるもの。朝8時までの依頼に対応してくれるのはありがたいです。
ただ、自治体のサービスに比べたら値段がはね上がります。
フローレンスの利用料金は2,000円/1時間(税抜)。自治体の病児保育が安すぎと感じるくらいの価格差ですね…。
でも、webからの申し込みで利用できるし、家まで来てくれてマンツーマンで診てくれるし(病児保育は隔離室以外は大部屋での合同保育です)、子どもにとっては安心だよね。
周囲の協力と病児保育やシッターサービス…。これらを駆使すれば、子どもの病気時の仕事はなんとか片付くと思います!
まとめ:在宅ワークは気軽だけど責任が重い
いかがでしたか?メリットの記事と打って変わって重い内容になっているのではないでしょうか。
在宅ワークはフリーダムなように見えますが、そのぶん多くの雑務や重い責任を背負っているのです。
でもね、わたしは準備を重ねたわけでもなく、軽いノリでフリーランスになったようなものですがなんとかなっています。こんなわたしでも。
大変なときもあるけど、子育てとの親和性が高いのでこのスタイルはしばらくやめられません!!
そんな在宅ワーカーがどんな1日を過ごしているかはこちらの記事にまとめています。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
それでは今回はこのへんで!さよなら〜